5月24日、国分寺市議会議員選挙後初の市議会・臨時会が開催され、「議長」「副議長」「監査委員」(通称:三役)の議会人事や、常任委員会・特別委員会の数や委員数、議会日程、議席の場所などが決定されました。
私自身としては、議員定数が24名→22名に削減された下で、委員会数の減少や議会日程の縮小などが行われるなど、市議会の役割が後退しかねない危惧を感じていますが、市議選において託していただいた市民の皆様からのご負託に応えて、持てる力を振り絞って尽力していく所存です。
●常任委員会数が4→3へ削減、「文教子ども委員会」と「厚生委員会」が統合
昨年9月の市議会において、議員の定数が24名→22名に削減された下で、常任委員会の数が4→3へと削減されました。(※下記資料参照)
※下記資料は「市議会・本会議資料」より
これは24名であれば4委員会であっても、各委員会に6名ずつ所属することができますが、22名になると4委員会では5名所属の委員会が出てしまう為、3委員会に削減されたものです。
どの委員会を統合するかが議論になりましたが、私は「文教子ども委員会」について、子どもの数が増加する中、議論するテーマが多岐にわたっている事を訴えましたが、意見の多数にはならず・・結果、「文教子ども委員会」と「厚生委員会」が統合され「厚生文教委員会」になりました。
現行の「厚生委員会」についても、障害者福祉や高齢者福祉、医療・介護・健康・福祉といった重要なテーマを議論しています。
今後、統合されたことによって、両委員会のテーマにおける議論が下火にならないように気をつけなければならないと感じています。
特別委員会については、現行の「公共施設等総合管理特別委員会」と「国分寺駅周辺整備特別委員会」の2委員会が継続されました。
●幸野は「建設環境委員会」と「公共施設等総合管理特別委員会」に所属
常任委員会が再編された下で、私は「厚生文教委員会」を希望していたのですが、調整の結果「建設環境委員会」に所属することになりました。(※下記資料参照)
※下記資料は「市議会・代表者会議資料」より
これは、2回(4年)連続で「文教子ども委員会」に所属させていただいてきたことや、無会派議員の希望が競合したことに伴うものです。
また「建設環境委員会」では「委員長」も拝命いたしました。
これは、期数が4期目となり「委員長」として、「委員会の責任」も担わなければならない立場になったものと解釈しております。
特別委員会については、引き続き「新庁舎問題」等を議論する「公共施設等総合管理計画別委員会」に所属することになりました。
●「議長」は国分寺市議会初の女性議長・皆川りうこ議員
市議会の三役人事では「議長」に、国分寺市議会史上初めての女性の議長となる皆川りうこ議員(会派:国分寺政策市民フォーラム)が就任。「副議長」には本橋たくみ議員(会派:自由民主党市議団)、「監査委員」には高橋りょう子議員が就任しました。
国分寺市議会は、議会人事等について5月9日〜16日にかけて、各会派と無会派の代表者が代表者会議において調整を重ねてきました。
その調整が行われた結果が、本日の市議会・臨時会において最終決定されたものです。
その為、私自身として色々な想いはありますが、この最終決定を踏まえて、今後の活動にまい進していきたいと決意しております。