前号ブログ記事では、子育て支援サイトの「三本柱」として「目的別」「妊娠期〜年齢別」「施設・地域別」を強調しました。
ただ、それだけでは、まだ「行政サイド情報」だけ・・という感じになってしまいます。
そこで、一般質問では、さらに「市民的な子育て支援サイト」として目指すべき姿についても紹介させていただきました。
他市の事例で、特に市民的なサイトになっていると感じるのは「調布市」さんや、「浜松市」さんの子育て支援サイトです。
※下記リンクは関連サイト・ページ
cosite.jpwww.hamamatsu-pippi.net
●市民サイドの感想やレビューで、より市民的に!
「調布市」さんや「浜松市」さんの子育て支援サイトは、サイト運営者を「NPO法人」が担っていることもあり、ブログやSNS等を活用し、市民サイドに立った市民の「感想」や「レビュー」に力を入れています。
そのため、利用者本位のコメントを閲覧することができ、より市民感覚に近い情報が獲得できるサイトと言えるでしょう。
その中身については、行政サイドにとっては頭の痛い話しもあるかもしれません。しかし逆に言えば、市民的な「課題」や「成果」についてすぐに反応が返ってくる仕組みとも言えます。
このような仕組みについて、行政側が積極的に取り組んでいてこそ、子育て支援に本気で力を入れている街だと感じていただけることでしょう。
※下記資料は「調布市子育て支援サイト『コサイト』ページ」より抜粋
●リアルタイムに市内の子育て情報の発信を!
また、これは私が強く感じてきたことなのですが、今年は台風が何度も日本列島を直撃し、少なからず国分寺市においても様々なイベントに影響を及ぼしました。
その際に「参加しようと楽しみにしていたイベントが、ちゃんと開催されるのかどうか・・延期されるならいつ実施されるのか・・」と、すごく気になりました。
ところが、その情報を獲得する為には、一つ一つそれぞれの実施団体サイトやSNSにアクセスしなければならなかったのです。(アクセスしても不明なところもあり困惑)
このような時に、「行政情報」や「実施団体の情報」について、リアルタイムで、一元化された子育て支援サイトの中で知ることができれば、非常に便利だなと思いました。
ですから、行政サイドの「行政情報」だけでなく、市内で活動する「市民団体や民間団体の情報」についてもSNSやHPの情報が掲載されていれば、より便利なものになると考えたのです。
※下記資料は「国分寺市プレイステーションTwitter」より抜粋
●デザインやアクセシビリティも
「サイトデザイン」についても「シンプル」かつ、「ウェブアクセシビリティ」に富んだものにする必要があると思います。
若い世代だからといって、全員が全員PCやスマホが得意なわけではありません。
インターネットが苦手な方や、目や耳が不自由で障害を抱えている方などについても、だれもがアクセスしやすいサイトにする必要があります。
●サイト構築は必然、より市民的なものに出来るかが焦点、そしてその後も
今回、この問題を一般質問で取り上げた感想として、国分寺市はその必要性について十分理解していただいたのではないかと思います。
また今回行った資料請求によって、他市の状況を把握できたため、国分寺市が立ち遅れていることが鮮明になり、早急に検討に入っていただけると確信しています。
今後、そのサイトをどれだけ充実させることができるか、仕様や手法について提案していけたらと考えています。
そして「子育て支援サイト」が確立できた後には「障害者支援サイト」や「高齢者支援サイト」等々・・分かりやすく、アクセスしやすい「サイト」を順次拡大出来たらいいのではないか、と考えています。
ぜひご意見などございましたら、お寄せください。