乗降客数でいえば、「国分寺駅」「西国分寺駅」より少ない西武国分寺線の「恋ヶ窪駅」ですが、「西国分寺駅」同様「東口改札口」の必要性や重要性は大きいものがあります。
それは「恋ヶ窪駅」南側にある「市役所通り」と交差する「踏切」が大変狭く危険な上に、道路を拡幅することが難しいため、このリスクを回避するためには「恋ヶ窪駅の東口開設しか打開の道がない」と考えるからです。
※下記写真は「恋ヶ窪駅南側、市役所通り踏切」
●児童や生徒の「通学路」にもなっている危険な「踏切」
この「踏切」を通行されている方はご存じだと思いますが、道路脇の歩行者が通行する「路側帯」は大変狭くなっており、特に朝夕を中心に通行者が多い時には、「路側帯」から歩行者があふれ、車道まで拡がってしまっている状況が見られます。(※上記写真参照)
そこに「車道」を通行する自動車だけでなく、自転車も並行して通行しているために、連日接触スレスレの危険な「踏切」になっています。
しかも、第一中学校の生徒や、第九小学校の児童に加え、小平南高校の学生等が「通学路」として通行している現実もあり、早急に改善が求められています。
しかし、この課題を根本的に解決する手段であるハズの「市役所通り」を拡幅する計画については存在せず、「踏切部」の拡幅も物理的に難しいため、別角度での対応が余儀なくされています。
その最善の方法が「恋ヶ窪駅の東口開設」なのです。
●危険な「踏切」のリスクを回避できる「恋ヶ窪駅の東口開設」
「恋ヶ窪駅東口の開設」が実現されれば、「恋ヶ窪駅以東」のエリアにお住まいの方は、歩行者の方も、自転車の方も、危険な「踏切」を通行せずに「恋ヶ窪駅の改札口」に辿りつけることになります。
そのことによって、当人のリスクが回避できるだけでなく、危険な「踏切」の「通行量」を減少させることが出来る為、「通学路」として通行している児童や生徒の危険性も減少させることができます。
※下記写真は「恋ヶ窪駅東側の写真」
●バリアフリーの観点からも「恋ヶ窪駅の東口開設」
また、障がい者や高齢者、ベビーカーにとって大きな「バリア(障壁)」になっていた狭くて危険な「踏切」を渡ることなく、改札口にたどり着けるのも「バリアフリー」の視点から重要です。
しかも、交通弱者の方にとっての「バリア(障壁)」は「踏切」だけではありません。
例えば、「東戸倉」にお住まいで「車いす」による生活をされている方が、「恋ヶ窪駅」を利用して国分寺駅方面のホームに行くには、歩道が狭く危険な「踏切」を乗り越えたとしても、そこからスロープを通り改札口を通った後、ELVで昇って、高架橋を渡り、ELVを降りていく険しい道のりが待っています。(※下記写真参照)
※下記写真は「西武線恋ヶ窪駅構内案内図」
これはまさに、大きな「バリア(障壁)」と言えるのではないでしょうか。
更に、今年の6月には「恋ヶ窪駅以東」東戸倉に「障害者の基幹型相談支援センター」が併設された「障害者地域生活支援拠点施設・KOCOジャム」が開設されました。
まさに「恋ヶ窪駅の東口開設」の必要性はますます高まっているのです。
つづく