この間、国分寺市は、待機児童対策として、民間保育園の誘致政策に力を入れています。
しかし、現在の児童数の増加や、共働き家庭の増加に加え、幼児教育・保育の無償化による入所申し込み数の増加等の影響を鑑みると、民間保育園の誘致だけでは不十分だと言わなければなりません。(※下記資料参照)
※下記グラフは「市議会資料及び答弁」に基づき幸野が作成
●ありとあらゆる政策を展開する事が求められている
3月議会における2019年度一般会計予算案に対する反対討論の中で、私は・・
本気で待機児童を解消するために!以下の事を提案しました。
①いま進めている民間保育園の誘致をさらに強力に進めること
②待機児童の解消に逆行する公立保育園の民営化政策を転換し、次なるしんまち保育園の民営化は中止すること
③存続させた公立保育園の近辺に0・1・2歳の乳幼児を預かる公立保育所の分園を整備すること、もしくは小規模保育所を整備し連携すること
④旧ひよし保育園の跡地については、保育園としての整備を進めること
⑤保育士の確保に向けて、キャリアアップ補助や家賃補助制度の拡充等、処遇改善政策で先進的な取り組みを実施すること
⑥3・4・5歳の受け皿として、幼稚園との連携を一層強化し、預かり保育や延長保育、一時保育を充実させること
⑦公共施設の有効活用により、一時保育(週1日)・特定保育(週2~3日)の整備を進めること
⑧認証保育所等に通う保護者の負担を軽減するために保護者への助成金を上乗せすること
・・これらのことに全力で取り組み、待機児童の解消を1日も早く実現させることが重要です。
●待機児童解消の先にも、解決しなければならない課題がある
また、待機児童の数には表れてこない、各御家庭における大きな負担も取り除かなければなりません。
待機児童を解消した先に、更に解決しなければならない課題として「障がい児の保育園入所保障」「兄弟同一の保育園入所保障」「上位希望園への入所保障」、そして「育児休暇を取得しやすい入所条件への変更」等、保護者の皆さんの様々なご負担を取り除いていく必要があります。
定員確保の目標は「待機児童の解消」の先にこそ、設定されなければならないのです。(つづく)
待機児童数には表れてこないが
— 国分寺市議会議員・幸野おさむ (@osamukono0901) 2019年4月2日
➀兄弟姉妹で同一保育園に通えないケースや
➁希望園に入れず、東側⇔西側の園に通わなければならないケース
③育児休暇が取得しづらいケース等
待機児童数の根底には市民の多大なるご負担が存在している。
ターゲットは待機児童0の先にこそ設定しなければならない☝️
幸野おさむ 「子どもの数・児童数の増加に向き合った市政へ!小学校の児童数は今後5年間で600名増える見込み!保育園やつくしんぼ(療育施設)の待機児童対策に全力を!」