2017年11月9日、私こと国分寺市議会議員・幸野おさむは、「日本共産党国分寺市議団」を離脱し、「無会派(ここに幸あれ)」の市議として活動する決断を致しました。
「日本共産党」についても、本日11月9日をもって離党致しました。
この間、お世話になりました多くの方々、皆様に改めて感謝を申し上げるとともに、「日本共産党」の市議として応援して下さった皆様に対して、任期途中で「離党」することを心からお詫び申し上げます。
私、幸野おさむは、2001年の年末に「日本共産党」に入党し、2007年の国分寺市議会議員選挙に「初当選」を果たしてから、「3期」10年余りにわたって「日本共産党」の市議会議員として、市民のために全力を尽くしてきました。
その間の「議員活動」において「大・小」様々な問題が目の前に立ちはだかりましたが、数えきれないほどの方々の支えによって、1つ1つ乗り切ってくることができました。
「市議会」では、前星野市政や、現井澤市政の「強権的」で「反市民的」な政治と正面から対峙し、国分寺市政の真実に迫る論戦を展開してきました。
論戦の中身については、過去の「ブログ記事」や「市議会報告ビラ」、「しんぶん国分寺」に加え、「市議会だより」「市議会HP会議録」などをご覧いただければと思いますが、多くのテーマで体当たりを試み、はね返され、何度も立ち向かってきたと自負しています。
そしてこれらの「取り組み」を通じて、国分寺市政の重大な「争点」となる重要な事実を突き止め、それを明らかにして、それに替わる「政策」を提起してきたつもりです。
そして、これらの「争点」や「政策」について、最も市民の皆さんにご判断、ご審判いただける場が「国分寺市長選挙」だったと思っています。
しかし、今年の7月2日に執行された「国分寺市長選挙」では、これらの問題の大半について、市民の皆さんの判断が問われないまま、投票箱の蓋が閉じてしまいました。
私としては、悔やんでも悔やみきれない結果であり、市民の皆さんに対する責任を果たせなかった自分自身に、心からの不甲斐なさを感じております。(↓過去記事参照)
その「責任を果たせなかった」一つの大きな要因として、私自身が直面したのが「国政政党」に所属しているという事実でした。
今回の「国分寺市長選挙」では、市政の中心的な問題を議論している「市議会」や「市民運動」の到達点よりも、国政における枠組みが重視され、結果的に具体的な市政の「争点」や「政策」が後回しになってしまったと感じています。
これは、様々ご意見があるところだと思いますが、私自身、市議会で必死で取り組んできた立場として、痛感して訴えたい事実です。
このことから、私自身の判断として、今後「市議会議員」として、市民の皆さんとともに市政を動かしていくためには、「国政政党」からの離脱が必要だと判断いたしました。
しかし、現実問題として「国政」の問題が「市政」に関わる分野も多々あるため、市政における「国政政党」の存在意義そのものを否定するわけではありません。
また他の自治体においても、「野党共闘」が上手く機能し、首長選挙において前進している事例は数多くあります。
しかしその事が上手く機能した際にも、また逆に上手く機能させるためにも、絶対に不可欠なのが「市政」における具体的な「争点」や「大義」だと感じています。
今後、私はこれらの国分寺市における「争点」や「大義」を構築する活動に力を注ぎながら、市政を前進させるために尽力して参ります。
そして国分寺市で「市民的」な市政を誕生させることができれば、国政や都政に必ずや大きな影響が与えられると確信しています。
そのためにも、引き続き「日本共産党」、「立憲民主党」、「社民党」、「自由党」、「生活者ネットワーク」の皆さんと、「無会派」の市議として、連携できることは連携しながら、市政や都政、国政の変革に向けて力を尽くしていきたいと思います。
新たな挑戦に向けて、日々・・・期待と不安が交錯しておりますが、自分の信念に基づき、ブレずに邁進して参りますので、今後ともご支援ご協力をお願い申し上げます。
敬具
国分寺市議会議員
無会派(ここに幸あれ)
幸野おさむ
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