続・ここに幸あれ!国分寺市

国分寺市議会議員・幸野おさむ 市政の真実に迫るブログ

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国分寺市政を楽しく、面白く、身近に伝えたい、語り合いたい(^_-)-☆ 緊縮政策を転換し、子育て・教育・バリアフリーのまちづくりで魅力あるまちへ

【国分寺市の「人口は急増中」、一刻も早く「人口減少」推計を見直して、全ての政策・計画を再構築すべき】いまだに市長と一部の市議が「人口減少・少子化」を強調しているが、もはやフェイクニュースの類。事実と現実に向き合った市政へ!

「人口減少社会だから」「少子化なんだから」・・巷では、会話の中で自然と飛び出していることと思います。

しかし国分寺市の話題で持ちだす際には、気をつける必要があるでしょう。

確かに、全国的には人口減少社会に突入しましたが、国分寺市の状況は全く違います。人口も年少人口も増加しているのです。

連日、新聞やテレビで「人口減少・少子化」が報道され続け、市長や、一部の市議からもいまだに「繰り返し」強調されていることから、多くの市民の方々が惑わされていることでしょう。

市の人口推移や人口推計なんて、気にかけている方は少ないかもしれません。

しかし、市の政策の大前提に据えられる基礎データの一つが、紛れもない「人口推計」なのです。

 

●全国的には微減しているが、市の人口は右肩上がりに増加中

今回は三つのグラフを紹介いたします。

一つ目は国分寺市・東京都・全国の人口推移比較グラフ」更新版です。(※下記資料参照)

このグラフは、国分寺市、東京都、全国の人口動態が一目瞭然で、しかもそれぞれ単位倍数の桁数が違うだけなので、増減率も一目で比較ができるグラフとなっています。

これを見ますと市の人口動態は、これまでも右肩上がりに増加してきたのですが、この三年間で更に「急増」しており、過去最高を更新中です。

しかも、今年度は4月~の半年間で更に「1300人」も増加する等、年度途中で大きく増加する珍しい状況です。
国分寺駅北口再開発ビルの入居が現在も続いていることや、日立中研マンション「四季の森」も販売時期を分けて分譲していることの影響と思われますが、年度替わりに「人手不足の影響」で引っ越し業者が確保できなかった影響もある模様です。
どちらにしても
市の人口は、現時点においても「急増中」という事は紛れもない事実です。

※下記資料は「総務省・東京都・国分寺市HPより幸野作成グラフ」※H30年度は国勢調査住民基本台帳人数増減を加算

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●市教委推計では、今後5年間の小学校児童数が600名増加見込み

二つ目のグラフは、市教育委員会が先日発表した資料を基に作成した『今後5年間の小学校児童数推計グラフ』更新版です。(※下記資料参照)
今年度推計では、昨年度推計と比較して、2022年度時点で児童数が+142名上振れしています。
しかも5年間で約600名、6年間で約700名の児童数が増加する見込みで、小学校を一つ建造してもおかしくない増加数となっています

各小学校区で増減数に偏りはありますが、
すでに多数の学校で教室不足、狭あい状況が深刻になっており、市教委・市の場当たり的ではない対応が緊急に求められています。

※下記資料は市議会資料「小・中学校児童・生徒数及び学級数の推移(市教委推計)」より幸野作成グラフ

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●市の人口推計は大誤算、見直しは喫緊の課題なのに

そして三つ目が「市の人口推計・年少人口推計(人口ビジョン)が大誤算しているグラフ」更新版です。(※下記資料参照)

これを見ますと、益々・・市の人口推計(人口ビジョン)と実態との誤差が目も当てられない状況に拡大しています。

人口推計の数字的誤差が拡大していることも大問題ですが、実態は「増加」しているのにも関わらず、市の全ての政策が「減少」を前提にして、組み立てられていることが最大の問題です。

これだけ事実が明らかになっているのにも関わらず、いまだに市や一部の市議が「人口減少!」「少子化!」を強調している理由は何処にあるのか!?

※下記資料は幸野作成・市議会資料「「人口・年少人口の推移」及び「過去の人口推計の誤算」の更新版」

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 当ブログをご覧になって頂いている皆様には既にお分かりの事と思いますが、ぜひ「ちょ幸カフェ」で語り合いましょう!