続・ここに幸あれ!国分寺市

国分寺市議会議員・幸野おさむ 市政の真実に迫るブログ

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【国分寺市の学童保育所で、三期休業中の「昼食」提供が実施予定。民間だけでなく公設学童でも実施が不可欠!】「民間でできるものは公でも」

いよいよ待ちに待った夏休みが、近づいてきました。

・・・といっても、待ちに待っているのは子ども達だけの気がしてきたのは、年を重ねてきたせいでしょうか。

幼稚園児や、小学校の児童を育てている家庭にとっては、悩ましい「長期休み」と感じている方も多いのではないでしょうか。

我が家も「1歳児」と「幼稚園・年少児」と「小学校一年生」の「団子(男子)3兄弟」が、虎視眈々と休み中のハッスルを狙っておりますので、戦々恐々としている一家族です。

なぜかというと、毎日子ども達の面倒をみるか、ハッスル先を確保しなければならないだけでなく、給食がない為に、「昼食」含め、毎日「三食」対応しなければいけないからです。

しかもそれが、夫婦共働きや、ひとり親などの家庭においては、さらに大変だと思われます。

このプラスアルファの負担感は、体験しないと分からないところがあります。

そんな中で、この度、国分寺市の民間・学童保育所において、三期休業中における「昼食」の提供が行われることになり、保護者の皆さんの願いが実現しつつあります。

 

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●民間発、三季休業中の昼食提供!

これは、昨年12月の「冬休み」から東恋ヶ窪の民間・学童保育所「かがやき」において、取り組みが開始されました。

「かがやき」は特別養護老人ホームの中に併設されているため、施設内に調理場があり、そこで調理された昼食が直接提供されているとのことです。

利用状況としては、通っている児童全員が「選択」したそうで、長期休業中の「昼食対応」の需要の高さを示しています。

また、この4月から開所した西元町の民間学保育所「colors」と、本町の民間学保育所「和みっこクラブ」においても、この夏休みから「お弁当を発注する」方式で進めたいとしているとのことです。

これについて、市は民間学保育所のメリットであり、売り」などと説明していますが、果たして民間にしか出来ない特権でもあるのでしょうか。

 

●民間で出来るなら、公でも実施できないか?

私は、521日の市議会・文教子ども委員会で問いました。

幸野「『かがやき』さんは、調理場があるということですが、他の民間2施設は『お弁当』で対応されるということです。であるならば、公立の学童保育所ではどう対応されるのか。市内の学童保育所で格差があるのはよくない。民間でできるものであれば、公設でもできるのではないかと思うがいかがか」と質問。

子ども・子育て事業課長「以前から、保護者より『夏休み期間中などのお弁当の発注ができないか』との話しをいただいており、昨年度、(公立の)第一小学校(東元町学童保育所)において、保護者の方の取りまとめというところで実施させていただいた。公設の学童保育所に関しても、私たちのできる範囲で可能な限りの対応をしたいと思っている」と、答弁した上で、保護者から要望があった場合には、相談を受けさせていただいて、実施可能な方法というものを相談させていただいている」とも答弁しました。

※写真は「西恋ヶ窪学童保育所(第九小学校)」

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 ●早急に公設でも対応し、すべての施設で昼食対応を実施すべき!

公立の学童保育所すべてで実施するためには、それぞれの施設において、「安全衛生」の確保や、「発注・受注」の仕組みづくり・・などの課題をクリアしなければなりません。

しかしすでに民間の学童保育所で実施されている事実があるわけですから、この先進的な取り組みに学びながら、知恵を出し合って実現していただきたいと思います。

公立の学童保育所では、すでに多くの施設が民間の指定管理業者に委ねられておりますので、これらの業者の意見にも耳を傾けていただきたいと思います。

そして、1日も早く市内のすべての学童保育所において、三期休業中の昼食提供が行われることを願ってやみません。