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【第三小学校の「児童一人当たりの校地面積」は市内で最下位どころか、近隣5市の中でも最下位か】その学校の児童数の推移は、児童の危険に直結。早急に校庭の拡張を!

114日のここ幸ブログで、「第三小学校の児童数予測」「増加しない」としていることについて、「にわかに信じがたい」と指摘していることを書きました。

この問題は、単なる「児童数」だけの問題ではありません。

それは、もしこれ以上「児童数が増加」することになれば、すでに第三小学校の「狭く危ない校庭」は「さらに危険な校庭」になってしまうという危機感からの指摘です。

 

●第三小学校の「児童一人当たりの校地面積」は市内で最下位

第三小学校については、「教室不足」を解消するため平成25年度に「平屋建ての教室棟」を増築しています。

そのため「教室不足」は何とか乗り切っている一方で、「校庭の狭あい」状況が深刻になっています。

「児童一人当たりの校地面積(校庭面積の代替)」が、市内10小学校の中で「最下位」であることは、過去のブログ記事で述べました。(※下記資料参照)

※下記資料は「国分寺市の教育」より抜粋・再掲(赤字・赤線は幸野が加筆)

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しかもその「児童一人当たりの校地面積」が少ない校庭の中に「平屋建ての増築棟」「平屋建ての学童保育所」などが立ち並んでおり、校庭が狭い実感は「数字」以上のものがあります。(※下記資料参照)

※下記資料は「第三小学校70周年記念誌の表紙」より(赤線は幸野が加筆)

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 国分寺市の「児童一人当たりの校地面積」は近隣5市の中で最下位

そんな中で、休み時間や昼休みの時間に「校庭で遊ぶ児童」「頻繁にぶつかっている」との声があちらこちらから入っており、私自身も「学校公開」の際に、見学していましたが、そのときにもぶつかって保健室に連れていかれる児童を目撃しています。
先日も第三小学校を訪問し、直接先生からお話を伺いましたが「ここ12年低学年の児童がぶつかることが多くなった」「大きなケガや事故は起きていないが、いつ起きてもおかしくない」とのことです。

「学校では『休み時間は外で遊ぼう』と推奨しているが、体育館の開放や読書活動なども組み合わせることを検討している」とも。学校の苦労がうかがえます。

そして最近、更に気になって「近隣5市」「児童一人当たりの校地面積・全校平均」を調べてみたところ、国分寺市の「全校平均」は5市中「最下位」であることがわかりました。(※下記資料参照)

※下記資料は幸野作成資料「市立小学校・近隣5市の児童一人当たり校地面積比較」より(赤字・赤線は幸野が加筆)

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 ●児童数推移は大変重要な問題、校庭の拡張は不可欠

「近隣5市」の全校平均で「最下位」になってしまっている国分寺市の中で、更に「児童一人当たりの校地面積」「最下位」になっている「第三小学校の児童数推移」ですから、おそらく「近隣5市」「小学校」の中で、「児童一人当たりの校地面積」「最も少ない学校」である可能性は極めて高いと思われます。

その学校の「児童数」「増える」のか「減るのか」というのは、大変重大な問題ではないでしょうか。だからこそ気が気ではなく心配して、指摘をしているのです。

「児童数の予測」自体が、全く的を外れているとは思いません。しかし「当て」が外れた時のリスクは計り知れないほど大きいのです。

「児童数の推移」を正確に予測することは難しいと思います。しかし「リスクマネジメント」は大丈夫なのか、「当て」が外れた時の対応について検討しているのか、あらゆる手法を考えておいていただきたいのです。

慎重にも慎重を重ねて推移を見守っていただきたいと思います。

 

とにもかくにも、私が主張しているのは「第四小学校」同様、「第三小学校・校庭の拡張」です。

引き続き早急な対応を求めていきます。

※過去の関連する「ここ幸!」記事は↓コチラ

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